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2016年の注目度ナンバー1の日本人ボクサー、井上尚弥。
2015年12月29日の初防衛戦から約2ヶ月、
彼が次戦へ向けて遂に始動しだしたとのことです。
そこで、ボクシング井上尚弥(いのうえなおや)の次の試合予定や対戦相手についての最新情報を紹介したいと思います。
遂にあの選手から挑戦状が・・・?
2016年井上尚弥に注目すべき理由とは?
2016年は4年に一度の祭典、リオオリンピック(リオ五輪)が開催されます。
ボクシングも男女ともにメダル獲得を目指し、五輪予選が行われています。
また、現在8人の日本人ボクサーが世界チャンピオンの座に在位しています。
そんな中で、井上尚弥にもっとも注目すべき理由はなんなのでしょうか?
経歴、戦績がすごすぎる!!
井上尚弥(いのうえなおや)は、1993年4月10日生まれ
現在22歳でWBO世界スーパーフライ級の世界チャンピオンです。
父の井上真吾(いのうえしんご)トレーナーの指導により、
小学校時代から始めたボクシングですぐに頭角を現します。
2学年下の弟・井上拓真(いのうえたくま)もまたプロボクサーです。
そんな井上尚弥選手はその戦績、経歴の中で
3つの偉大な記録を残しているので、紹介したいと思います。
- 高校7冠達成
従来は、井岡一翔(いおかかずと)、粟生隆寛(あおうたかひろ)、大迫亮(おさこりょう)の高校6冠が最多。 - 史上最短6戦目での世界王座獲得
従来は、井岡一翔(いおかかずと)の7戦目での獲得。
井上の記録更新後、田中恒成(たなかこうせい)によって5戦に記録更新される。 - 世界最速8戦目での2階級制覇達成
6戦目でミニマム級のベルトを巻いた後、8戦目でスーパーフライ級のベルトを獲得。
今も世界最速記録として世界のボクシング史に記録が残っている。
プロではまだたった9戦しか戦っていませんが、
9戦全勝8KOの戦績で全勝もさることながら、
軽量級離れしたKO率の高さがファンを魅了しています。
強い相手としか戦わないところがすごすぎる
井上尚弥は、プロ入り時に大橋ボクシングジムとの契約書に、
ある「特記事項」を付け加えました。
「強い相手と闘う。弱い相手とは戦わない。」
という一文を本人の強い希望で付け加えたのです。
つまり、ただ単に世界チャンピオンになれればいいというのではなく
地球上で一番強いボクサーになることが彼の最大の目標なのでしょう。
そんな彼のファイトスタイルは非常に攻撃的です。
どんな相手にも下がることなく、常に攻撃の姿勢を緩めることなく、
圧倒的なパワーで相手を完膚なきまでに叩きのめします。
これまでの試合で、
一瞬たりとも、彼が弱気になる素振りを見せたことがありません。
井上尚弥の戦いは
常に人の心を熱く感動させ多くの人に勇気を与えてきたのです。
井上尚弥の次の試合の予定と対戦相手の最新情報は?
続いて、井上尚弥の2016年の初陣である、
次戦についての最新情報を紹介していきましょう。
次の試合の予定は?
世界レベルで戦うボクサーは現在、
1年間に3~4試合を行うのが一般的となっています。
井上直也の前戦は2015年12月29日のWBOスーパーフライ級の初防衛戦でした。
そして次の試合の予定として現在有力なのは2016年5月です。
当初、4月の開催が噂されていましたが、
3月に入っても未だ正式発表等はないため、
早くとも4月以降か5月にずれ込む可能性が濃厚です。
次の試合の対戦相手は?
次の試合の対戦相手としてほぼ確実なのは、
メキシコのダビ・カルモナです。
これは、井上尚弥がチャンピオンベルトを保持しているWBO(世界ボクシング機構)から、
カルモナを指名挑戦者として試合を行うよう通告されているためです。
しかし、カルモナを撃破したのも束の間、
井上尚弥には前王者との再戦が待っています。
これは、井上尚弥がWBOスーパーフライ級のベルトを勝ち取った相手である前王者のオマール・ナルバエス(アルゼンチン)がオプションの権利を持っているからです。
オプションとは、世界タイトルマッチの契約書の中で
「現チャンピオンが仮に負けたとしても、その後数戦以内に新チャンピオンと再戦できる」
という権利を付帯させることです。
ナルバエスは、前回の試合でこのオプションを盛り込んでいたため、
今後この再戦の権利を行使することはほぼ間違いありません。
つまり、井上尚弥の今後の予定としては、
2016年5月のカルモナとの2度目の防衛戦。
そして、
2016年9月以降に
ナルバエスとの再戦と今後2試合の対戦相手が確定している状態です。
- 2016年5月【井上尚弥VSカルモナ】
- 2016年12月 【井上尚弥VSナルバエス】
次戦以降はこのスケジュールが現状濃厚ですね!
井上への挑戦状が?井上が対戦を熱望する相手とは?
井上尚弥に、挑戦状を叩きつけた現役世界チャンピオンがいます。
WBCスーパーフライ級の世界チャンピオン、カルロス・クアドラスです。
現在、世界には主要4団体(WBA、WBC、WBO、IBF)が存在し、
井上とクアドラスはWBOとWBCという異なる団体の同じ階級のチャンピオンなのです。
クアドラスは「井上と統一戦(異なる団体の王者同士が戦うこと)を行い、スーパーフライ級でベストのボクサーになることが夢だ。」と、井上に挑戦状を叩きつけたのです。
クアドラスも井上同様無敗の世界チャンピオンですから、対戦相手として実現すると非常に面白い試合になることは間違いありません。
しかし、井上尚弥が対戦を熱望する相手は、違うボクサーです。
その名は「ローマン・ゴンザレス」
ニカラグアの怪物と呼ばれるアマチュア・プロ通算でも無敗を誇る最強のボクサーです。
現在は、井上より一つ下のWBC世界フライ級の世界チャンピオンです。
ゴンザレスもまた、
井上同様に圧倒的な攻撃力と破壊力でこれまでに数々のボクサーを撃破してきました。
井上尚弥は、
今年に入り「ロマゴンとの対戦を熱望する」と再三コメントしています。
何故なら、井上尚弥にとって
ローマン・ゴンザレスは今考えられる「最強の相手」だからです。
契約書に書いた「強い相手と戦う」という井上の欲求を満たすベストの相手が
ローマン・ゴンザレスなのです。
井上尚弥の次戦以降の予定と対戦相手についてまとめ
以上、井上尚弥の次戦以降については
- 2016年5月にダビ・カルモナと対戦
- 2016年12月にオマール・ナルバエスと再戦
- 2017年4月にカルロス・クアドラスorローマン・ゴンザレスと対戦
という予定が最新のスケジュールだと考えられます。
まずは、5月頃に予定される2016年の初陣の正式発表が待ち遠しいですね!
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