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井上尚弥の次戦が5月8日に決定しました。
迎えるのは指名挑戦者でWBOスーパーフライ級1位のダビ・カルモナ。
井上尚弥(いのうえなおや)が5月に試合を行う相手ダビ・カルモナ(David Carmona)の戦力比較と試合展開の予想をしていきたいと思います。
試合は意外な結末を迎える・・・?
ダビ・カルモナの戦績から見る戦力分析
初めに日本のリング初登場となるカルモナの戦績をみていきましょう。
カルモナの戦績
プロ戦績は27戦で20勝(8KO)2敗5分です。
KO率は40%と52.163kgのスーパーフライ級では平均的な高さです。
18歳でプロデビューし、地道に勝利を積み重ね、
WBOスーパーフライ級で1位にランキングされています。
22歳の時にWBO世界スーパーフライ級タイトルマッチに挑戦経験がありますが、
オマール・ナルバエス相手に7RにTKOでリングに沈んでいます。
その後2015年7月に24歳で迎えたWBO世界スーパーフライ級の暫定王座決定戦では、
ワリート・パレナスに引き分け、2度目の世界挑戦を目前で逃します。
2015年10月にWBOラテンアメリカスーパーフライ級のタイトルを獲得したことで、
世界ランキング1位となり指名挑戦者として今回井上尚弥に挑戦する権利を得ました。
戦力分析!左が冴えるメキシカンファイター。
youtubeでカルモナの試合を数戦見ましたが、
メキシカンらしい良いボクサーです。
基本的に、中・遠距離で戦うことを得意としています。
左のリードブローのジャブを中心に、
左フックやボディも絡めながら相手に接近を許しません。
相手が踏み込んできた際にはバックステップしますが、
下がりながらもパンチの打てる選手で、
相手の打ち終わりにはリターンブローを常に用意しています。
フットワーク、パンチともにそこまでのスピードはありませんが、
12ラウンドを戦い抜くスタミナは体力的にも精神力的にも持ち合わせています。
2015年7月のパレナスとの暫定王座決定戦では、
2ラウンドにダウンを奪われるも、その後引き分けに持ち込むなど、
粘り強さがウリで中盤から終盤に最も力を発揮するボクサーだと思います。
井上尚弥との戦力比較で試合展開を予想!
では、井上尚哉との戦力を比較してみましょう。
戦力は井上の圧倒的有利!
井上直也とダビカルモナの両者が試合経験のあるボクサーは
オマール・ナルバエスとワリート・パレナスです。
井上が両者を序盤のノックアウトで難なく下しているのに対し、
カルモナはナルバエスには7RTKO負け、パレナスには引き分けと、
ハッキリ明暗が分かれています。
基本的な戦力を比較しても、
パワー、スタミナ、スピードどれをとっても井上尚弥の方が優れています。
そのため、試合は井上尚弥が圧倒的に有利だと予想されます。
試合展開を予想!意外な結末が?
それでは試合展開を予想したいと思います。
勝敗に関しては、、、
「井上尚弥の勝利」
でまず間違いないと思います。
しかし、展開に関しては大きく2つのパターンが予想されます。
- 井上尚弥が序盤にKO勝ちするパターン。
これは、井上のオマール・ナルバエス戦、ワリート・パレナス戦に共通する展開ですが、ゴングがなった直後のファーストコンタクトで、井上の圧倒的な強さに相手が戦意喪失してしまうパターンです。 - 井上尚弥が圧倒するも後半カルモナが盛り返し、井上が辛くも判定勝ち。
これは、カルモナが持ち味を最大に活かせた場合のパターンです。
序盤猛威を振るう井上のパンチをメキシカン独特のディフェンステクニックでパンチの威力を殺します。
ポイントは井上に流れるでしょうが、井上は中盤以降打ち疲れの様相を呈し、打ち終わりにカルモナのパンチを被弾するようになります。
結果、終盤はカルモナのボクシングをさせる展開になるも、結果は井上の判定勝ち。
以上、井上の勝利は揺らがないとは思いますが、
カルモナが持ち味を発揮したときは意外な展開が待っているかもしれません。
ナルバエスとの再戦、
ロマゴンとの夢の対戦実現に向けて井上尚弥の負けられない戦いは続きます!
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