画像引用元:http://boxing-times.com
井上尚弥の次戦が5月25日に決定しましたねー。
対戦相手は、亀田和毅に二度勝利経験のあるジェイミー・マクドネル。
バンタム級初戦がいきなり世界挑戦となる”モンスター”井上尚弥。
井上尚弥VSマクドネルの試合の予想や、圧倒的不利とされるリーチ差について解説していきます。
バンタム級離れした体格を誇る長身王者に対し怪物はいかなる作戦を取るのでしょうか?
対戦相手:ジェイミー・マクドネル!亀田を二度倒した本物王者
かねてから減量との戦いに苦しんできた井上尚弥。
ライトフライ級で世界のベルトを奪取してから、
2階級飛び級しスーパーフライ級のベルトも獲得したものの、
大きくなり続ける肉体に限界を来たし、早くもバンタム級への転向を決めました。
転向初戦がいきなり世界挑戦となる井上尚弥が挑む、
王者とは一体どんなボクサーなのでしょうか?
WBA世界バンタム級6度防衛中の安定チャンピオン
井上尚弥が挑戦を決めたチャンピオンは、
WBA世界バンタム級のベルトを6度防衛中のジェイミー・マクドネルです。
イギリスのボクサーで、
ジェームス・マクドネルと表記される場合もあります。
今回の5月25日の興行「FUJI BOXING 井上尚弥3階級制覇挑戦」では
ジェイミー・マクドネルとなっていますので、
この記事でもジェイミーとさせていただきます。
これまでの戦績は32試合を行っており、
29勝2敗1分1無効試合でKOは13と、KO率はさほど高くありません。
2敗は2007、2008年に連敗したもので、ここ10年近く負けていません。
そして保持しているWBA世界バンタム級チャンピオンのベルトも6度防衛中の安定王者です。
あの亀田和毅に2連勝!強さはホンモノ!
世界のベルトを6度も防衛しているということは
強いチャンピオンであるということを数字も実証しています。
そして、マクドネルは、
日本人ボクサーで亀田三兄弟の末っ子として有名な亀田和毅に2度対戦し2勝しているというのも、マクドネルの強さを伝えるには十分なデータではないでしょうか。
三兄弟の中でも、秘密兵器とされ、
一番のポテンシャルを誇る和毅選手に完勝しているんですから、
バンタム級転向初戦の井上尚弥選手にとっては、あまりにもハードなマッチメイクであることがお分かりいただけると思います。
バンタム級離れした体格の王者。リーチ差は井上圧倒的不利か!
身長は178cm、リーチは更に長く183cmとなっています。
この数字、バンタム級では規格外の体格です。
井上尚弥の身長164cm、リーチ171cmと比べると、
圧倒的な体格差が分かると思います。
リーチ差12センチは体重はいくら同じバンタム級といえど、
井上尚弥にとって圧倒的に不利な条件であることは間違いありません。
マクドネルも怪物とされる井上尚弥に対し、この圧倒的なリーチ差を活かして初黒星を付けに自信満々で来日することでしょう。
井上VSマクドネルの試合予想!モンスターのパンチは当たるか?
それでは、井上尚弥選手対マクドネルの試合展開や
試合結果の予想をしていきたいと思います。
井上のファーストパンチに注目
井上尚弥のここ数戦は、
1ラウンド目で相手の戦意を喪失させることに成功しています。
井上尚弥の最初のパンチを受けた瞬間、
対戦相手の表情は明らかに同様し、腰が引けてしまいました。
井上尚弥の圧倒的なパンチ力がバンタム級でも通用するのか?
それも安定王者マクドネルに。
井上尚弥の次戦は、ファーストラウンドに挑戦者が放つ最初のパンチに大注目です。
バンタム級でも怪物のパンチは通用するのでしょうか?
マクドネルは攻撃的アウトボクシングで判定勝ちを狙う展開に
マクドネルのファイトスタイルは、ボクサーファイタースタイル。
アグレッシブなファイター相手には的確なパンチでポイントを奪いつつも、
打っては足を使って離れるスタイルです。
そこまでガンガン前に来ない相手には、
距離を一定保ちつつも、自ら前に出ることも得意です。
足を使うのみではなく、自らも攻める、
攻撃的アウトボクシングがマクドネルのスタイルなのです。
また、相手のパンチを受け流す、相手のパンチを芯で食わない技術にも長けており、オフェンス、ディフェンス共に素晴らしい総合力の秀でたボクサーです。
展開は、前に出てプレッシャーをかける井上に対し、マクドネルは遠い距離でパンチを当て、足を使ってヒットアンドアウェーでポイントアウトを狙うという展開になるでしょう。
マクドネルに意外な弱点?リーチ差が仇に?
圧倒的なリーチ差のあるチャンピオンと挑戦者。
しかし、そのリーチ差こそに井上尚弥が勝利を掴むポイントが潜んでいると考えます。
マクドネルの体型を見れば、その腹部の薄さがよくわかります。
178cmの長身でバンタム級で戦う代償でしょう。
お腹周りの厚みとボディの打たれ弱さが直結するとは思いませんが、
井上のボディーブローが勝負のポイントになるでしょう。
身長が高い分、井上にとっては打ちやすい高さにマクドネルのボディがあることもあり、井上は序盤からボディブローでマクドネルの体力を削ることを狙う可能性は高いです。
とはいえ、ボディーを当てるには自分の距離に入る必要があり、マクドネルは井上のボディーの射程圏内には絶対入らせないよう動き回ることでしょう。
つまり、基本的には井上がマクドネルを追いかける展開が終始続くと思います。
また、リーチが長いということは、それだけ回転力に劣る、ということになり、
マクドネルよりリーチが短い井上は回転力で勝ることになります。
接近戦では回転力が非常に重要になりますから、総合的に判断すると、中間~遠距離ではマクドネル有利、近距離では井上有利ということになりそうです。
まとめ
2018年5月25日 井上尚弥の次戦は、
バンタム級転向初戦ながら、過去最強の敵を迎えることになりそうです。
近づかせたくない王者と、近づきたい挑戦者。
展開は非常に予想しやすいですが、結果はなかなか予想が難しいです。
しかし、王者が防衛をするなら判定勝ち、挑戦者が3階級制覇を達成するならKO勝ちというのは揺らがないでしょう。
そして私は井上尚弥の8~10ラウンドでのKO勝ちを予想します。
ディフェンスに優れたチャンピオンですが、
井上の豪打のダメージが徐々に蓄積され、終盤に掴まると予想するからです。
いまや、日本のみならず、世界が注目するボクサー、井上尚弥。
5月25日が非常に楽しみです!
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