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2016年4月8日の2度目の防衛戦を大差判定勝ちで飾り
次戦以降での井上尚弥のアメリカ進出プランが動き出しました。
井上尚弥とロマゴン戦実現に向けた海外の反応とアメリカのボクシングを語るうえで重要なPPV(ペイパービュー)システムついて紹介していきます!
アメリカ大手ボクシング誌が井上尚弥を世界最強に認定!?
井上尚弥に対する海外の反応は?本場アメリカも太鼓判!
高校7冠という華々しいアマチュアキャリアを引っ提げプロデビューした井上尚弥。
2016年4月10日には23歳の誕生日を迎え、
プロになってから4年が経ちました。
「地味でもいいからボクシングでご飯が食べられるようにしてやりたい。」
と語っていた父である真吾トレーナーと共に歩んできた4年間で
積んだ戦績は10戦全勝(8KO)。
8戦目での2階級制覇は今も塗り替えられていない世界最速記録です。
アルゼンチンの英雄であるオマール・ナルバエスや、
現世界チャンピオンの田口良一に勝利するなど10試合の対戦相手も強豪ぞろいでした。
しかし、世界展開を目論み既に中国や香港、アメリカのリングで戦っている村田諒太とは違い
井上尚弥のプロ全10戦はすべて日本のリングで行われています。
北京五輪金メダリストとして世界的にも一定の知名度がある「Ryota Murata」と違い、国内で全キャリアを積んできた「Naoya Inoue」としての知名度や世界の反応はどうなんでしょうか?
本場アメリカの老舗ボクシング誌「リング」で
2016年4月に発表されたPFP(パウンドフォーパウンド)ランキングで井上尚弥が初めて9位にランクインしました。
PFP(パウンドフォーパウンド)ランキングとは、
「全世界・全階級を通して世界最強のボクサーは誰なのか?」という趣旨のランキングです。
つまり世界の中でベスト10に入るボクサーであると認められているのです。
世界の反応は予想以上に高いようですね!
アメリカボクシング独自のPPV(ペイパービューシステム)とは?
井上尚弥に対する世界の反応がスゴイことは紹介しましたが、
本場アメリカも井上尚弥の進出には前向きなようです。
というのもアメリカ大手ケーブルTV局のHBO(エイチビーオー)が
井上尚弥のアメリカ進出に興味を示しているとの報道があったからです。
なぜスポーツチャンネルを持つケーブルテレビ局が
井上のラスベガス進出に関係があるかというと、
アメリカのボクシング放映のシステムに大きく関係しています。
世界戦はほぼ民放でテレビ放送される日本と違い、
アメリカのボクシングの試合はPPV(ペイパービュー)という視聴システムになっています。
PPV(ペイパービュー)とは、
視聴者が見たいと思う試合を1試合ごとに
数千円の視聴料を払うことでテレビで見ることができるシステムです。
このボクシングのPPV放送を牛耳っているのが
HBOともう一社のSHOWTIME(ショウタイム)の2大ケーブルTV局です。
ペイ・パー・ビューの売り上げは出来高として
選手のファイトマネーとして加算されるのが一般的で、
過去には1試合で480億円の売り上げを記録したこともあります。
つまり、いかに「ファンが見たいと思うボクシング」をできるかが
アメリカ・ラスベガスのリングで生き残り、稼ぐ為には重要になってくるのです。
その点、圧倒的な攻撃力を誇る好戦的な井上尚弥のボクシングに
「PPVが売れる選手」としてHBOが目を付けたに違いないでしょう。
2017年ラスベガスのロマゴン戦実現にPPVが鍵を握る?
井上尚弥のアメリカ進出に関しては、
所属ジムの大橋秀行会長も「年内にはやりたい」と意気込んでいます。
米国の中でも最も権威あるリングとして有名なのは
ラスベガスのMGMグランドのリングです。
井上陣営は2017年中には
ラスベガスのリングに立つことを目標に掲げているのは間違いないでしょう。
ラスベガスで試合をするとなれば期待されるのは
「ロマゴン(ローマン・ゴンザレス)」との対戦実現です。
ロマゴン(ローマン・ゴンザレス)とは
井上が9位にランクされたPFPランキングで何と1位にランクされる世界最強の怪物ボクサーです。
この二人の対戦実現に鍵を握るのが前述したアメリカ独自のPPVのシステムです。
その理由は、PPVの放送局がマッチメイクに大きな影響力を握っているからです。
PPVでボクシングを放送するケーブル局としては
「PPVの売り上げが悪い選手の試合は放送したくない」のは当然です。
そうなると、PPVの売り上げの一定割合も重要な収益となる興行全体を取り仕切るプロモーターやマッチメーカーとしても、PPVの売れない選手の試合は組みにくくなります。
こういった背景があり、
ボクシングは強くて無敗のチャンピオンでも
「ディフェンシブ」「リスクを負わず堅実」「面白くない」ボクシングをする選手は
容赦なくアメリカのリングから干されています。
逆に負けてしまった選手でも
「好戦的でアグレッシブ」な選手であれば
「PPVの売れる選手」としてすぐに次戦が組まれるのが現状です。
このようにマッチメイクに対しても事実上の決定権を握るケーブルTV局ですが
井上尚弥とロマゴンの試合はPPVの売れる試合として期待されているのでしょうか?
結論としては、軽量級離れした二人の高いKO(ノックアウト)率によりPPVを放送するケーブル局も現時点で大きな関心を寄せていると思われます!
ロマゴンが45戦全勝38KOでノックアウト率84%。
井上尚弥が10戦全勝8KOでノックアウト率80%。
体重50kgそこそこの軽量級にして驚異的なKO率を誇っています。
視聴者が一番熱狂するのはやはり「ノックアウト」です。
その点では井上尚弥はボクシングの本場アメリカからも
今後の動向に大きな注目を寄せられていることでしょう。
まとめ
以上、
アメリカ進出を目論む井上尚弥(いのうえなおや)に対する海外の反応や、
アメリカ独自のPPVシステムについて紹介してきました。
日本以上に巨額の金が動く、アメリカのボクシング市場ですが、
井上尚弥は既に稼げるボクサーとしての期待を集めているようですね。
ファンが期待するのはやっぱりローマン・ゴンザレスとの怪物対決ですが、
2017年の実現も現実味を帯びてきましたね。
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