画像引用元:http://boxingjunkie.usatoday.com/
2016年9月4日、WBO世界スーパープライ級の3度目の防衛に成功した井上尚弥。
同級1位のペッチバンボーン・ゴーキャットジム(タイ)に10回3分3秒でKO勝ちしました。
試合前に負傷した腰痛と、試合中に痛めた拳に苦しみながらも最後はパンチをまとめての圧勝でした。
その後、試合から一週間も経たない9月10日には米・ロサンゼルスへ、対戦が熱望されるライバル、ローマン・ゴンサレスの試合の視察に訪れたのです。
井上尚弥(いのうえなおや)とロマゴン(ローマン・ゴンサレス)の試合は一体いつ行われるのか?日程を大胆予想していきます!
井上尚弥には一年間の長期休養が必要!?!?
→ 2017年9月アメリカでのV6日程やテレビ中継情報はコチラ!
ロマゴンが4階級制覇に成功も大苦戦!円形脱毛症も!
井上尚弥のライバルとして
日本でも注目を集めるようになって久しいローマン・ゴンサレス。
ニカラグアが誇る最強のチャンピオンは、
通称「ロマゴン」としてボクシング専門誌で
全階級の中でも最強のボクサーとして評価されています。
四階級制覇を達成!井上も視察したクアドラス戦を振り返る!
井上尚弥がWBO世界スーパーフライ級の3度目の防衛戦に成功した6日後の9月10日、
ロマゴンがアメリカのロサンゼルスのリングに立ちました。
試合後間もない井上尚弥もリングサイドに駆けつけました。
対戦相手は
WBC世界スーパーフライ級王者カルロス・クアドラス(メキシコ)。
これまでミニマム級、ライトフライ級、フライ級を制覇してきたロマゴンにとって
4階級制覇がかかる大一番でした。
戦前の予想はゴンサレスの圧倒的有利!
しかし、ゴングがなってみるとロマゴンは大苦戦。
辛くも僅差の判定勝ちで四階級制覇を達成したものの、
後半のペースダウンには、これまでの無敗王者勢いは全くといって言いほど感じられませんでした。
大苦戦の訳は練習不足?ストレスによる円形脱毛症も!?
ロマゴンの苦戦は
試合前から心配する声があったのも確かです。
ボクシング大国とは言えないニカラグアにあって、
世界チャンピオンのロマゴンは国民の希望を一身に背負う国民的アスリート。
彼がビッグマッチに勝利するたび、
ニカラグア国民は酔いしれ、母国では熱烈な歓迎を受けました。
その影響か、
試合後には強烈なリバウンドを繰り返すようになります。
ロマゴンも
「減量から解放され、試合後の付き合いで練習する時間もなく体重が増えすぎてしまった。」
と語るように、
試合に向けたコンディショニングは徐々に困難になっていきます。
そのストレスからか、
ロマゴンには1年前から円形脱毛症が現れるようになります。
ここ1年以内のロマゴンの試合は、
明らかに従来より身体のキレはなく、体調もイマイチなのが明らかでした。
1階級上げた今回のクアドラス戦で減量区から解放されるかと期待はしたものの、
リングに上がった身体には張りがなく、クアドラスより一回り小さい印象を受けました。
ロマゴンは一体大丈夫なんでしょうか?
井上尚弥の拳の怪我は深刻!?長期休養が必要?
ロマゴンの不安要素について言及しましたが、
迎え撃つ井上尚弥にも不安要素はあります。
従来より試合の度に痛めている拳を今回の試合でも痛めてしまったのです。
今回の試合からバンテージの巻き方を修正し、拳の保護は万全のハズでしたが、
それでも井上の拳は悲鳴を上げたのです。
ハードパンチャーの宿命とも言える拳の怪我ですが、
「長期休養が必要」という声も多くあがっています。
かつて内山高志が世界チャンピオンの座に就きながら、
拳の怪我を理由に1年間の休養を取り、その後完全復活した例が挙げられ、
年齢的にもまだまだ若い井上尚弥は
勇気を持って1年間の休養をして完治させるべきだという専門家の声も多くあがっています。
井上VSロマゴンの試合はいつ?○年○月ゴングと日程を大胆予想!
休養説がささやかれる井上尚弥ですが、
大橋ボクシングジムの大橋秀行会長は
「WBA王者のルイス・コンセプシオンとの統一戦へ交渉へ入る」と明言しています。
その時期は2016年の年末が予定されています。
この統一戦をクリアすれば、
いよいよ見えてくるのが「ロマゴンとの直接対決」。
いつ開催されるか待望してきたファン待望のカードが実現するのです。
ズバリ試合日程として予想されるのは「2017年5月」でしょう!
この試合は是非ともアメリカはラスベガスで開催してほしいと思います。
毎年5月には1年間の中でも最高のビッグマッチが開催されるアメリカのリング。
2017年最高のビッグマッチに
「井上尚弥VSロマゴン」の試合は最も相応しいと思います。
某メディアでは、
井上尚弥VSロマゴンの試合が、
2017年12月?の年末でしかも開催が日本では?!という噂も出ていますが、
ぜひともアメリカのPPVで開催してもらいたいところですねー。
そのためにも、
両者がこのままチャンピオンであり続け、
かつ身体的な問題もない状態が続かないといけませんね。
まとめ
以上、
井上尚弥とロマゴンの試合はいつなのか、日程を予想してきました。
両者それぞれに不安要素がありますが、
対戦についてはお互いが熱望しているだけに実現に期待したいと思います!