わずかプロ8戦目という世界最速記録で2階級制覇を達成した
現WBO世界スーパーフライ級チャンピオン井上尚弥(いのうえなおや)選手。
弟の井上拓真(いのうえたくま)選手についても
現在OPBF東洋太平洋スーパーフライ級チャンピオンです。
そんな二人の素晴らしいパフォーマンスの影には、父と子の血のにじむような努力、特訓があった!
井上尚弥(いのうえなおや)の父・真吾(しんご)トレーナーの経歴や職歴を顔写真も交えて紹介していきます!
チャンピオンの育て方とは一体?
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父!井上真吾(いのうえしんご)トレーナーの経歴・職歴まとめ
井上真吾(いのうえしんご)氏は、
井上尚弥、井上拓真の井上兄弟の父であり、二人の専属トレーナーです。
画像引用元:http://ameblo.jp/boxing-zine/
真吾氏の経歴と職歴とは?
井上真吾(いのうえしんご)氏は、
今をときめく井上尚弥、井上拓真の井上兄弟の父であり、二人の専属トレーナーです。
1971年8月24日生まれの44歳。
中学卒業後、塗装業に就きます。
そして結婚を機に「有限会社明成塗装」を立ち上げ独立します。
明成塗装HP⇒ http://www.meisei-tosou.com/
その後、尚弥と拓真が小学校からボクシングを始めたことで、
子供たちの練習の場を作るために「井上ボクシングジム」を設立します。
井上ボクシングジムHP⇒ http://www.inoue-boxing.com/
そして、2012年長男尚弥選手が大橋ボクシングジムとプロ契約を結ぶ際に
専属トレーナーとして大橋ジムに招かれています。
現在は、大橋ジムでの井上兄弟の専属トレーナーがメインとなっている模様で、
明成塗装およびに井上ボクシングジムの第一線からは退いているようです。
明成塗装については、真吾氏が引き続き代表者を務めていますが、
井上ボクシングジムについては代表者の名義が「山田貴之」氏に変更されています。
なぜ息子にボクシングを?
真吾氏は自身の生い立ちについて、
NHKのドキュメント番組「アスリートの魂」の中でこのように語っていました。
- 10代のころは大きな目標を持つことができなかった。
- 転機が訪れたのは、19歳で美穂(みほ)さんと結婚し、独立したこと。
- 結婚の2年後、長男尚弥が産まれたことで、子供には全力で向き合おうと決意した。
番組の中では特攻服でヤンキー座りで
カメラをにらむチンピラ風の写真が紹介されていました。
真吾氏の学生時代はまさにヤンキー・暴走族全盛期の時代ですから、
ヤンチャな学生時代を過ごしてきたのかもしれません。
今現在も、深い剃り込みとイカツイメガネに若干その名残はありますね。
真吾氏はアマチュアボクシングの経験が2戦ありますが、
プロボクサーにはなっていません。
そんな父の姿を見て、
尚弥少年が6歳の頃に「ボクシングをしたい」と言ってきます。
ボクシングの厳しさを重々説明したうえでも、
ボクシングをやりたいと言う尚弥少年の瞳に「子供には全力で向き合う」ことを決意していた真吾氏は、井上兄弟のボクシングに全身全霊をかけて向き合うことを決意したのです!
世界チャンピオンを育てる指導法とは?
井上真吾氏はボクシングトレーナーとして最も優秀なトレーナーに贈られる
エディタウンゼント賞を2014年受賞しています。
そんな彼の指導法とは如何なるものなのでしょうか?
努力は天才に勝る!
井上尚弥と拓真の井上兄弟についてはしばしば「怪物」と形容されることがありますが、
真吾氏は「努力は天才に勝る」という著書を出版しています。
つまり、井上兄弟の強さは、もともと並外れた才能を持った怪物だったのではなく、
真吾トレーナーの指導と井上兄弟のひたむきな努力によって作り上げてきたものなのです。
慎吾氏自身も、中卒で塗装業に就いてから自分の会社を設立するまで、
努力に努力を重ねてきた経験があるのでしょう。
自身の経験に基づいて努力の大切さを息子2人に説いてきたことが、
「努力の怪物」を作り出したのかもしれません。
やれるまでやる!集中してやる!
アマチュアボクシング2戦のキャリアしかない信吾トレーナーが
大事にしてきたことは至ってシンプルなことです。
- やれるまでやる。
- 集中してやる。
1点目の「やれるまでやる」ということは、
ジャブ、ストレート、フック、アッパー、フットワークやディフェンスなど
色んなことをやりすぎて中途半端になるのではなく、
一つ一つの技術を体が覚えるまで徹底的に反復するということです。
この圧倒的な反復練習の賜物が
井上兄弟の基本に忠実なボクシングと
ディフェンスの後に繰り出す絶妙なカウンターパンチに繋がっています。
2点目の「集中してやる」ということは、
厳しい練習の中でもメリハリをもって
できるだけ楽しく練習をしようという思いがあってのことです。
練習メニューもボクシングにとらわれない、
ロープ登りや、車押しなど慎吾トレーナー独自の練習法を数多く編み出し、
練習に飽きさせない、楽しさを感じながら集中できる練習メニュー作りにも工夫しています。
こういった一見ボクシングとは関係ない練習メニューで、
井上兄弟の強靭な足腰と爆発的なパンチ力は培われました。
井上兄弟の登場後、
こういったフィジカルトレーニングを行うボクサーは続々と増えています。
真吾トレーナーと井上兄弟は、父と子の絆もさることながら、
幼少期からこの二つの掟に忠実に練習を重ねてきたことで、
怪物と呼ばれるまでに成長してきたのです。
まとめ
元不良少年が、
ボクシングトレーナーとして二人の息子を世界チャンピオンに育て上げる。
真吾氏の経歴や職歴を見ていくと成功するためには、
学歴なんて必要ないのかもしれませんね。
写真で分かるようにそのイカツイ顔や風貌からしばしば注目を集める真吾トレーナーですが、彼には確かな指導理論と、自分自身も努力を積み重ねて成功してきた経験がありました。
兄・尚弥は22歳、弟・拓真は20歳ですから、
井上一家のストーリーはまだまだ始まったばかり!
亀田兄弟に変わって井上兄弟が今後の日本のボクシング界を熱く引っ張っていってくれることは間違いないでしょう。
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