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井上尚弥選手、次戦のV5戦いを
2017年5月21日に有明コロシアムでWBO世界スーパーフライ級の防衛戦を行います。
→ 無事に勝利してV5達成しました!
対戦相手はアメリカのリカルド・ロドリゲス。
戦績も実力も特筆するものはない挑戦者ですが、気になるのは次に9月に予定されている試合です。
2017年9月にアメリカデビューが濃厚な井上尚弥の対戦相手や気になるロマゴンの次戦についても紹介していきます。
ラスベガスで井上尚弥とロマゴンの共演が実現!?
ボクシングフェスのメインは井上尚弥VSリカルド・ロドリゲス!
今回、5月20日と21日の二日間に渡り繰り広げられる「ボクシングフェス」。
日本人ボクサーが出場するボクシングの世界タイトルマッチが5試合行われます。
そして防衛戦に挑む八重樫東と井上尚弥。
5試合のラストを飾るのが井上尚弥のV5戦です。
リカルド・ロドリゲス(米)の戦績紹介
井上尚弥の5度目の防衛戦の相手に決定したのはアメリカのリカルド・ロドリゲスです。
ロドリゲスは、
WBOのS.フライ級のランキングは2位。
戦績は16勝3敗の27歳です。
かつて井上尚弥がキャリア初の判定決着までもつれこんだ相手の
ダビド・カルモナとは二度対戦し、二回とも負けています。
大橋会長によると、
他にも2名の挑戦者と対戦合意直前にまで達していたそうですが、
井上尚弥の強さに怯えてか、正式決定には至らなかったそうです。
「強い相手と戦う」
とかねてから公言している井上陣営だけに、
正直今回の挑戦者はランキング2位とはいえ少し物足りない相手じゃないでしょうか。
戦前予想としては
前半4ラウンド以内にKO(ノックアウト)決着が見れると予想しています。
井上尚弥陣営に不安要素は?
実力的には井上尚弥とリカルド・ロドリゲスには大きな差があると思います。
スピード、パワー、テクニック、スタミナ全てにおいて井上に分があります。
しかし3つの不安要素があるのも事実です。
それは
- モチベーションの低下
ロマゴンの初黒星により「この階級に留まる理由が無くなった」と井上尚弥は話しており、ライバルの敗戦にモチベーションの維持は難しかったはずです。 - 拳の怪我の状態
ここ2戦ではハードパンチャーの宿命とも言える拳の怪我は問題なく試合を終えているようですが、過去幾度となく井上尚弥は拳の怪我に悩まされているだけに、試合序盤で拳を痛めた場合、本来のボクシングを展開できなくなります。 - 減量苦
井上尚弥はフィジカルトレーニングにも積極的に力を入れています。その一方で筋肉量は増加の一途を辿っており、スーパーフライ級の体重を作るには限界説が囁かれています。
これらの不安要素が余計な心配になってくれるといいんですが・・・。
2017年9月にアメリカデビューが濃厚!ラスベガスに見参か!
今回の防衛戦発表時に、
大橋秀行会長から「アメリカから正式オファーが来ている」との発表がありました。
これまでも日本のリングで圧倒的なパフォーマンスを披露する度、
アメリカ進出の期待が高まっていましたが、今回は「実現可能性が高い」とのこと。
アメリカでも聖地として有名なのがラスベガス、MGMグランドのリングです。
試合の時期は2017年9月頃になるそうです。
5月21日の試合がスーパーフライ級では最後の試合となる可能性もあり、
アメリカ初戦はいきなりの世界タイトルマッチというより
ノンタイトル戦になる可能性が高いようです。
軽量級の人気がないアメリカ、また東洋人ということで、
現状の知名度はほぼ無いに等しいでしょうから
鮮烈なアメリカデビューを飾る必要がありそうです。
2017年9月アメリカデビュー戦でロマゴンと共演か!
井上尚弥選手が対戦を熱望していた
ライバルボクサーであるロマゴンことローマン・ゴンサレス。
しかしロマゴンは2017年3月18日、
主戦場とするアメリカのリングでタイ人の挑戦者シーサケットに
まさかの判定負けを喫し人生初の敗北を味わうと共に王座を陥落しました。
この試合はロマゴンがスリップとも取れる転倒でダウンを取られたり、
シーサケットの再三のバッティングがあったりと後味の悪い一戦となりました。
そこで、この度ロマゴンとシーサケットのダイレクトリマッチが決定したのです。
開催時期は2017年9月で開催場所はアメリカになるとのこと。
井上尚弥のアメリカデビューも9月、ロマゴンVSシーサケットも9月となると、
両者が同じイベント(興行)で試合をする可能性もあると思います。
むしろ、イベントの注目度を高めるには
このライバル関係の両者の試合を同じ興行で共演させる方が
圧倒的に魅力的なイベントになります。
よって、
井上尚弥のアメリカ初戦がロマゴンのリベンジマッチと同時開催になる可能性は高いと思います!
まとめ
以上、
井上尚弥のV5戦と2017年9月に予想されるアメリカデビューの展望をしてきました。
ロマゴン選手との共演となれば、
その次の試合で遂に二人の対戦が実現するかもしれません。
2018年になるのか?それとも2017年の年末か?
ロマゴンの初黒星も圧倒的有利を予想されてのまさかの敗北でしたから、
井上直哉選手もまずは目先の挑戦者を倒すことだけに集中してほしいと思います。