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井上尚弥の2016年最初の試合が決定しました。
試合は5月8日、有明コロシアムで八重樫東(やえがしあきら)とのW世界戦として行われます。
そして対戦相手もダビ・カルモナ(メキシコ)に決定しました。
井上尚弥(いのうえなおや)の対戦相手であるメキシコのダビ・カルモナ(David Carmona)の戦績や特徴について紹介していきます!
カルモナが井上に闘志を燃やす訳とは・・・?
ダビ・カルモナ(David Carmona)の戦績は?
初めにカルモナのプロフィールをみていきましょう。
プロフィールと戦績
- David Carmona
- 1991年5月1日生まれ
- メキシコ メキシコシティ出身
- 20勝(8KO)2敗5分
- 2009年7月プロデビュー
年齢的には井上尚弥の2学年上で、
試合当日は25歳になります。
2敗のうち1敗はWBOスーパーフライ級チャンピオンの
オマール・ナルバエスに挑戦し敗退したものです。
その後、王者ナルバエスのベルトを井上が奪取し、
新チャンピオンとして今もWBO世界スーパーフライ級チャンピオンの座に君臨しています。
そして、2度目の防衛戦の相手として決定したのがカルモナです。
戦力分析!その特徴は?
カルモナは、
2015年7月にワリート・パレナス(フィリピン)と
WBO世界スーパーフライ級暫定王座決定戦を行っています。
これは、井上が拳の怪我で同王座の休養王者扱いとなっていたためです。
その試合はコチラ。
2ラウンドにパレナスの右ストレートでカルモナは痛烈なダウンを喫しますが、
その後持ち直し12ラウンドを終えた判定はドローでした。
カルモナの特徴としてはメキシカンらしい左のパンチ主体のボクシングで、
左のパンチはジャブ、フック、アッパー、ボディともに多彩です。
リーチを活かして中間距離以上でのボクシングが得意で、
フットワークもいいのですが、スピードとパワーでは井上に遠く及ばない印象です。
しかしメキシカンらしい熱いハートを持っており、
パレナス戦で序盤のダウンから持ち直すなど、粘り強いボクシングが身上のようです。
KO率こそ低いものの、
相手の打ち終わりを狙う左フック、アッパーだけには井上も要注意です。
復讐に燃えるカルモナ!その訳は?
今回井上尚弥がカルモナと対戦することになったのは、
WBOからカルモナとの指名試合を行うよう通告されたためです。
井上との試合決定に対し、
カルモナはこれまで以上にモチベーションを高めています。
井上に対戦を断られた過去・・・
カルモナはワリート・パレナスとの暫定王座決定戦に引き分けました。
通常ならば、勝った方が暫定王者として、
休養王者の復帰後に正規王座をかけて戦います。
しかし、暫定王座決定戦が引き分けに終わったことで、
井上のベルトへの挑戦者は、休養王者の井上尚弥自身が選択することになりました。
そして井上はパレナスを選択したのです。
井上尚弥はかねてより「強い相手と戦う」ことをテーマにマッチメークしてきたことから、
パレナスを挑戦者に選択したのは「カルモナよりパレナスの方が強い」と感じたためだと思われます。
挑戦の資格を一度は得ながら、
井上の選択により王座への挑戦が実現しなかったカルモナの
この一戦にかけるモチベーションは相当なものでしょう。
指名挑戦者として遂に井上に復讐なるか!?
2015年7月の暫定王座決定戦後、
井上尚弥への挑戦権を目前で逃したカルモナは、
2015年10月にWBOラテンアメリカスーパーフライ級タイトルマッチに勝利し、
地域タイトルを獲得します。
その結果、WBOスーパーフライ級のランキング1位になり、
見事指名挑戦者の権利を獲得するに至ったのです。
ダビ・カルモナの世界初挑戦は22歳のオマール・ナルバエス戦。
そして2度目の世界挑戦となる今回は25歳でボクサーとしての完成期に近づいています。
対戦相手も井上尚弥という因縁の相手だけにカルモナのボクサー人生のハイライトとなる一戦になることは間違いありません。
5月8日、井上尚弥と八重樫東のダブル世界タイトルマッチに目が離せません!
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