成松大助の戦績まとめ
次に今回五輪出場を決めた成松選手の戦績をみていきましょう。
全日本選手権でV6達成!
高校3年で初の日本一になった遅咲きの成松は、
大学3年生の2010年にバンタム級で全日本選手権を初制覇します。
そして翌年からは階級を一つ上げライト級で
2011年~2015年の全日本選手権を連覇します。
これにより全日本選手権6連覇を達成したのです。
まさに日本には敵無しの戦績を残しているように思えますが、
今回リオ五輪の日本代表権を獲得するには最大の敵が立ちはだかったのでした。
ロンドン五輪銅メダリストを撃破して日本代表に!
オリンピックのアジア予選、
世界最終予選に出場するには日本代表になれなければいけません。
しかし、日本代表になるのはあくまで通過点の成松選手にとっては、
手ごわすぎる敵が現れます。
前回ロンドンオリンピックで銅メダルを獲得した
バンタム級の清水聡(しみずさとし)・ミキハウスがライト級への転向を表明したのです。
これにより全日本選手権6連覇の戦績を残す成松選手と、
ロンドン銅メダリストの清水聡選手が日本代表選考会で直接対決することになったのです。
結果は偶然のバッティングにより両者が流血する激しい試合になるも、
見事成松大助選手が日本代表に選出されました。
アジア予選3位で見事五輪出場権獲得!
今回オリンピック出場を賭けたアジア・オセアニア予選は
中国・遷安(センアン)で2016年3月25日から行われました。
「上位3人が五輪出場権獲得」
この過酷なトーナメントを成松選手は抜群の安定感で勝ち進みます。
惜しくも準決勝で敗れた成松選手は、
地元中国の選手で同じく準決勝で敗れたシャン・ジュンと
五輪出場権最後の一枠を賭け、3位決定戦を行います。
相手選手には地元の大歓声が沸き起こる中でも、
明白に優勢なボクシングを展開した成松は見事判定で勝利し、
五輪出場権を勝ち取りました。
成松大助が最もメダルに近い理由とは?
以上、
成松大助(なりまつだいすけ)の出身、
プロフィールや戦績を紹介してきました。
現在、成松選手は
「メダルに最も近い男」と言われています。
アジア・オセアニア予選で
なんとか3位に入った成松がなぜそう言われるのでしょうか?
実は今回の予選で五輪出場権を獲得したのが成松選手ただ一人なのです。
前回のロンドンオリンピックでは、
須佐勝明(すさかつあき)、清水聡(しみずさとし)、
村田諒太(むらたりょうた)、鈴木康弘(すずきやすひろ)の4名が五輪出場し、
金と銅2つのメダルを獲得しました。
これに対し今回は現在出場権を得ているのは成松ただ一人しかいないため、
自ずとメダルの期待は成松の両拳に集中しています。
今後、世界最終予選で更なる五輪出場権獲得者が出てくる可能性はありますが、
成松大助は今後日本の期待を一身に受け、
オリンピックまでの日々を精進していくことになります。
現時点ではメダル獲得の可能性は正直低いかもしれませんが、
日々の練習の積み重ねでメダル獲得の可能性をどんどん上げていってもらいたいですね。
成松大助選手のメダル獲得、
また日本人ボクサーの2大会連続メダル獲得を目指し、
皆でアマチュアボクシングを応援していきましょう!!!
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